首・肩の痛み
- 朝起きたら首が痛くて動かせない
- 首・肩・腕にかけて痛みやしびれがある
- スポーツをしていて肩が痛くなった
- 四十肩、五十肩で、夜寝ていても肩が痛い
肩・首の痛みとは
寝ている時以外は、首と肩には頭の重さが負担としてかかっています。
頭の重さは個人差がありますが、大体体重の10%くらいはあると言われています。
50kgの人でしたら約5kg(ボウリングの球と同じくらい)の重さがあります。
それを、一日中支えているので首や肩がこったり、痛みやシビレなどの症状を訴える方も多いです。
首や肩に痛みを起こす疾患
1.寝ちがえ
夜寝る時までなんともなかったのに、朝起きたら首が痛くて動かせない場合は、寝違えが疑われます。
寝違えの原因として
- 肩こりがあり、筋肉の緊張が強い場合
- 1、のような状態で睡眠中に不良姿勢などで、首の筋肉や関節、靭帯に負担がかかってしまった場合
- 枕の高さが合わなかった場合
症状として軽度のものは首、肩に張りを感じる程度ですが、重度になるほど痛みで首の動きが制限されてしまいます。
2.変形性頸椎症
首は7つの骨で構成されています。
その骨が加齢とともに変形してきたり、上下の骨どうしの関節がすり減ったりして首に症状が発生するものです。
症状として、最も多いのが肩こりや首を動かした時の痛みですが、背中の痛みも起こります。
3.頚椎椎間板ヘルニア
首は7つの骨で構成されています。上下の骨の間には椎間板というクッションの役割をするものがあります。
このクッションが年齢や運動などの負荷のために表面が破れて中身が飛び出し、脊髄や神経を圧迫して肩や腕に症状が出るものです。
症状として、肩や腕(手)に痛みやシビレが出てきて、腕(手)の筋力低下を伴うこともあります。
4.肩関節周囲炎(四十肩・五十肩)
名前の通り40~50代の中年以降の方に多く発症する疾患です。
原因としては、加齢、運動不足、冷えなどで肩を構成する組織に炎症や癒着が発生し、肩の運動を阻害すると考えられています。
症状として、肩を動かした時の痛みです。
特に頭の後ろに手をまわす動作(結髪動作)や腰に手をまわす動作(結帯動作)で痛みが強くなります。それに夜間痛と言って、夜中寝ている時に痛くなるのも特徴的な症状です。
痛みは肩だけでなく腕まで痛くなることもあります。
四十肩・五十肩は早期に適切な治療をするかしないかで治る期間に大きな差が出てきます。
治療を受けずに、痛いからといってずっと安静にしていると関節の可動域が狭くなり、さらに痛みが強くなります。
痛みをがまんすることで他の筋肉(首や背中)への負担も増え症状の範囲が広がってしまいます。
たいよう整骨院の首、肩の痛みの治療の特徴
筋肉は疲労すると凝る場合とゆるんでしまう場合があります。
当院では筋肉の状態に合わせてマッサージやストレッチの刺激量などを変えて筋肉を良い状態に調整します。
関節性の首の痛みでは、関節が動きすぎて痛む場合と、動きが悪くて(硬い)痛む場合があります。
当院では関節の動きを見極めた上で適正な動きになるように調整します。
筋肉と関節に問題が起こると体の左右のバランスが悪くなり、背骨や骨盤のゆがむ原因になります。
骨格のゆがみを調整することで筋肉と関節の調整にもなります。
そして、背骨が整うことで自然治癒力も上がり首、肩の痛みにも効果があります。
首と腕は経絡(気の流れる道)でつながっています。
そのため、腕には首の痛みに効くツボが有ります。それらのツボを刺激することで経絡の流れが調整され首、肩の痛みに効果があります。
痛みが軽減した段階でその方に合った首、肩の痛みに効果的な体操をご指導させていただきます。
体操を実施していただくことで、より早期の症状の改善と改善後の予防にもなります。